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カレルチャペック |
| ティータイムを楽しくしてくれる、おいしい紅茶とかわいいオリジナルグッズで大人気! |

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イギリス文化好きが興じて始めた、個性的な紅茶ショップ |
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| オリジナルブレンドの紅茶や、かわいいイラストのパッケージ、使いやすい紅茶道具など、個性的な品揃えで根強いファンをもつ紅茶ショップ「カレルチャペック」は、今から16年前の1987年、東京・国分寺市の小さな店でスタートしました。 大学は卒業したものの就職難で、今でいうフリーターの身分だったオーナーの山田詩子さん。「なら、自分でやろう」と、卒業2年目にとりあえず上京します。「誰にも迷惑かけず、自分の美意識や感性に合ったものを作って、そこそこ稼げたらいいな」という発想で、友人と店舗を借り、実家から軍資金200万円を得て、紅茶や雑貨を売る店を始めました。 紅茶を扱うことにしたのは、イギリス文化が好きだったから。特に、昔からウイリアム・モリスのレッサー・アート(小芸術=生活のなかのアート)に興味があり、「何か暮らしのなかにきれいなものや気持ちいいものを取り入れられる仕事をやってみたかった」と山田さん。とはいえ、趣味一辺倒ではなく、紅茶を主力商品にしたのは、「誰でも親しみやすく、しかも自分で付加価値をつけやすいもの」という営業的判断があったそうです。 学生時代にバンドでボーカルを担当していたという山田さん。お店もロンドンの有名レコードショップ「ラフトレード」風なさびれた感じにし、キンクスやラモンズのカードを売ったり、友人・知人の手作りの品を並べたり、どこか学祭的なノリ。駅から遠い立地ながら、近くに武蔵野美術大学があったこともあり、学生をはじめ、そのノリを喜んでくれる常連客でにぎわう人気店になりました。 91年に「イギリスのマーケットを再現したい」という知人から出店を持ちかけられ、吉祥寺にお引っ越し。以来、友人や親族の協力を得ながら順調に成長を続け、96年には会社組織に。ビジネスパートナーの江口拓生さんは学生時代のサークル仲間。おもに経理面を江口さんが、商品開発や企画などのソフト面を山田さんが担当しています。 お店の経営だけでなく、イラストを描いたり、文章を書いたり、多方面に活躍中の山田さんですが、そのルーツは、クリスチャンで英語教育の専門家であったお母さまにあるのだとか。小さいころから外国の絵本や雑貨に囲まれて育ち、イースターやクリスマスといった西洋的なイベントが当たり前の家庭。休日には家族で施設を訪問して、絵を描いたり、ブローチを作ったりといったボランティア活動。そんな環境のおかげで、自由な発想と創作活動がごく自然なものとして身についたそうです。「カレルチャペック」が人気店でありつづけている理由も、付け焼き刃ではない、こうしたクリエイティブ精神が自然にお客さまに伝わるからなのかもしれません。 取材・文/秋山リコ 撮影/千葉 充 |
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