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ラッシュ
新鮮な“食べ物”感覚の
ソープやコスメティック

本物のフルーツやはちみつなどをとり入れた安全性の高いソープやコスメティックがお肌を、遊び心たっぷりのネーミングや店のディスプレイが心を癒してくれる。今回は、そんなラッシュの製品の開発秘話やユーザーへの思いを紹介します。

Study1

フレッシュハンドメイドコスメ
 製品は、原材料に新鮮なフルーツや野菜などを使い、「キッチン」と呼ばれる工場でそれぞれの担当者がひとつずつ手作り。旬のフルーツ類、近隣で収穫したハーブ類も使います。バスボムなどは、お菓子のように手作業で形づくるそう。
「アメリカン・クリーム」の製造過程の一部。まるでフルーツのデザートを作っているようです。 パッケージに担当者の顔と製造年月日、使用期限まで入ったシールが。食品さながら!

Study2

ユニークなネーミング
 「みつばちマーチ」「ベリーお元気?」など、名前は楽しくユーモラス。原材料や商品の特徴をわかりやすくユーザーに伝えたいというスタッフの思いと工夫が感じられます。日本語名は、英名直訳のほか社内公募で決めることも。
エキゾチックな香りが人気の「えん」シリーズ。英語では「karma(カルマ)」ですが、重なり合う香りをイメージして“縁”としたとか。 天然塩のスクラブは、海を思わせる色から「ヴィーナス誕生」。

Study3

ハッピーシェアプログラム
 「地球上のみんなとハッピーを分かち合う」ためのプログラム。ボディクリーム「チャリティポット」を購入すると、消費税を除く商品代金が「LUSHチャリティバンク」に貯まり、自然環境や動物保護、人の支援などのために活躍する人や団体に寄付されます。寄付先も随時公募します。
イランイランとマリーゴールドの香り。一部のラベルに寄付先の団体のインフォメーションも。

「新鮮」「手作り」「安全」「愉快」がテーマのユニークコスメ

ラッシュの歴史
「新鮮」「手作り」「安全」「愉快」をモットーに
化粧品業界のプロなど6人が設立る
 マーク・コンスタンティン氏を代表とする、化粧品業界で研究・開発を経てヘア・スキンケアビジネスを始めた5人のメンバーがLUSHの前身「COSMETICS TO GO」を設立。その後、新たにメンバーを1人加えて、1994年にラッシュを設立。イギリス・南海岸にあるプール市に本社と製造工場を設立し、翌1995年同市に1号店をオープンさせました。その後国内外に出店、現在では世界43カ国計530店舗に。
↑1995年4月にオープンした1号店。同時に通販媒体「ラッシュタイムズ」の発行もスタート。
↑「フラワーパワー」(左)、「マイフェアレディ」(右)などテーマがついたギフトも人気。
↑ヨーロッパのデリカテッセンやマルシェのようなにぎやかなディスプレイに、引き寄せられてしまいます。

 ラッシュジャパンが誕生したのは、1998年のこと。翌年の1999年3月4日には東京・自由が丘に日本第1号店がオープンしました。ヨーロッパのデリカテッセンのような店内には、手書き文字の躍る黒板が立ち並ぶ楽しいディスプレイや、ソープの切り売りという新たなスタイル、肌質などに合わせた200種類ものソープやコスメ、ヘアケア製品が揃っていることなどから、瞬く間に話題に。ラッシュジャパン設立10年目の今年、通算100店目の店が渋谷にオープンしました。  ラッシュの製品作りの姿勢は真剣そのもの。肌に直接ふれ、体内に吸収されるコスメを“肌の食べ物”としてとらえ、毎日口にする料理と同じ発想で作っています。原料には、新鮮な果物や野菜、香りのよい花や安全性が確認された合成物質のみを使用し、防腐効果のあるエッセンシャルオイルなどを加え製品の品質を安定させます。ビタミン剤ではなく生のフルーツなどを使うのは、植物の持つパワーが肌に働きかけるからだそうです。  工場ではそれぞれのカテゴリーで担当者が決まっており、できたての製品を容器に詰め、自分の名前の入ったシールをはって完成。パッケージには製造年月日、使用期限、全成分の表示もついているため、ユーザーは安心して使えます。  製品開発は、創立当初から代表のマーク・コンスタンティン氏を含めた3人のチームが行っています。レシピは世界各国の工場で厳密に再現されますが、原料はその土地で入手できるものを使うので、成分を微調整することも。各商品の芳しい香りも、植物から抽出したエッセンシャルオイルを用いて彼らが開発したもの。こちらのレシピは開発チームのみの“秘密”とされ、それぞれの商品のためにイギリスで調合されています。  また、ラッシュを使う人たちにもっと楽しく幸せになってほしいという姿勢も特徴のひとつといえるでしょう。それは、アイテムのユニークなネーミング、店頭の黒板に躍る“ラッシュ文字”やカラフルなパッケージのギフトからも伝わります。こういった豊かな想いがある限り、ファンは増え続けるに違いありません。。
取材・文/介川亜紀 取材協力/ラッシュジャパン tel:0120・125・2042